12月17日(Wed) 17時32分になりました!
(極寒の宗谷岬。日本最北端の碑の周りを、凍てつく風が吹き荒れる。空は濃い藍色に変わり始め、わずかに残る夕陽が宗谷海峡の荒波を照らす。体感気温は氷点下。3人は厚いダウンとマフラーで顔を覆っている。)
💙音羽めぐる(別海町):(マイクの風防を気にしながら、そっと)……ふぅ、皆さん、こんばんは。わらこの開運パワスポ巡りです。
💚春霞つぐみ(釧路市):(息が白く、少し声が震えている)こんばんは!つぐみです。あの、めぐるちゃん、今、風速何メートルくらいあると思う?体感、根室の台風並みだねぇ。
❤️藤霞いろり(根室市):(寒さに負けず、熱意を込めて)わっはっは!最北端の洗礼だわ!でもこの風、凍てつくけど、なんか心が研ぎ澄まされる感じしない?いろりだよ!
💙音羽めぐる(別海町):うん。宗谷岬のこの静寂、ただただ波の音と風の音だけが響く感じ……別海と似ているようで、また違う厳しさがあるね。
💚春霞つぐみ(釧路市):(スマホで写真を撮りながら)最北端の碑、夕陽でシルエットになってすごい迫力。今すぐSNSにアップしなきゃ、この感動が伝わらない。
❤️藤霞いろり(根室市):よし、今日はこの最北端の地で、リスナーさんからのお便りに答えていくわよ!
💙音羽めぐる(別海町):はい。今日のお題は「宗谷岬」ですが、リスナーさんからは「人生を切り開く決断力と未来への展望」についてお悩みが届いています。
💚春霞つぐみ(釧路市):決断力かぁ。私たちもアイドルとして、日々小さな決断の連続だもんね。どんな選択が正解か、いつも迷う。
宗谷岬に立つ私たちが語る、人生を切り開く決断力
❤️藤霞いろり(根室市):決断力がないって悩む人、多いと思う。私もね、根室で漁師のお父さんたち見て育ったから、「すぐに決めろ!」って言われる環境だったけど……実は超優柔不断なの。
💙音羽めぐる(別海町):いろりちゃんが優柔不断?意外。いつも熱いイメージだから。
❤️藤霞いろり(根室市):だって、失敗したらどうしようって考えちゃうんだもん。完璧じゃなきゃいけないって思って、結局動けなくなる。これ、私の欠点だわ。
💚春霞つぐみ(釧路市):わかる。私、継続できない自分を直視するのが怖くて、新しいことへの決断を先延ばしにしちゃう。釧路の霧みたいに、いつもモヤモヤしてる。
💙音羽めぐる(別海町):(優しく、頷きながら)その「完璧主義」や「継続できない自分」を欠点だと捉えていることが、まず苦しいよね。でもね、いろりちゃんのその完璧を求める心は、質の高いパフォーマンスへの「美しき個性」よ。
💚春霞つぐみ(釧路市):めぐるちゃん……。
💙音羽めぐる(別海町):つぐみちゃんの「先延ばし」も、それは「今、無理に決めて自分を追い詰めたくない」っていう、自分自身への「純粋な愛」からの視点だと思うんだ。
❤️藤霞いろり(根室市):うわー、そうか!欠点じゃなくて、愛からの行動なんだ!
💚春霞つぐみ(釧路市):(少し安心したように)そう言われると、心が軽くなるね。この宗谷岬の風みたいに、重いものが吹き飛ばされる感じ。
💙音羽めぐる(別海町):決断を急ぐ必要はないよ。だって私たちは「最北端」に立っているけど、これは「終わり」じゃない。ここから360度、どこを見ても未来に繋がっているでしょう?
❤️藤霞いろり(根室市):そうだわ!未来への展望って、一つの方角だけじゃなくて、全方位を見渡すことなんだ!
💚春霞つぐみ(釧路市):(遠くの漁火を見つめて)あ、向こうに漁船が見える。きっと宗谷のホタテ漁だね。寒そうだけど、力強い。
💙音羽めぐる(別海町):さっき、近くのお土産屋さんで、漁師のおじいさんが「あんまり寒くて体の芯まで冷えたら、あったかいホタテ汁を飲め」って教えてくれたの。
❤️藤霞いろり(根室市):その気遣い、北海道のあったかさだわ!私たちも、リスナーさんの心が冷えないように、温かい視線を送り続けたい。
💚春霞つぐみ(釧路市):決断できない自分も、継続できない自分も、どんな自分でも大丈夫。この最北端から、新しい景色を見ようって、無理に頑張らなくてもいいんだね。
💙音羽めぐる(別海町):未来への展望は、焦って見つけ出すものじゃなくて、今の自分を大切にしながら、風が運んでくれるのを待つくらいでいい。私たちは、どんなあなたでも、ここで肯認しているよ。
❤️藤霞いろり(根室市):よし、じゃあ私たちは、この冷え切った体を温めるために、あのホタテ汁を食べに行くという「決断」をしよう!これが一番大事な決断だわ!
💚春霞つぐみ(釧路市):(笑いながら)うん、それは満場一致で即決だね!
💙音羽めぐる(別海町):(穏やかに締めくくる)それでは、わらこの開運パワスポ巡り、宗谷岬からお送りしました。また来週もお会いしましょう。
(3人はマイクを切り、温かいホタテ汁を求めて、強風の中を歩き出す。波の音と風の音が遠ざかっていく。)


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