■ 【札幌Cube GardenでのライブMC】
（「わたしは、光になる」が終了。激しいパフォーマンスの後、ステージ上は熱気に包まれている。
スポットライトが3人を照らし、暗い客席には情熱的な赤と青のペンライトが揺れている。
3人は肩で息をしながら、タオルで汗を拭っている）
【（激しい曲が終わり、息を切らしながら）客席から割れんばかりの拍手と歓声。BGMが静かに切り替わる。】
❤️磯花ひより（室蘭市）：（大きく息を吸い込んで、笑顔で）ふぅーっ！はっ…今の『わたしは、光になる』、みんなの光、最高だったべさ！
💚灯原つくよ（函館市）：（静かにマイクを握り、深く一礼）ありがとうございます。汗が止まらないね。この熱気が、私たちの光なの。
💛星灯めぐる（江別市）：（フワッと微笑んで）ひよりちゃんのあのサビの振り付け、力強くて本当に素敵だったよ。私も頑張ってついていったんだ！
❤️磯花ひより（室蘭市）：（めぐるの頭をポンと叩く）めぐるも完璧だったよ！みんなも水分補給してね、本当に熱いから！
【（ひよりがペットボトルの水を一口飲み、つくよとめぐるが頷く）】
💚灯原つくよ（函館市）：そういえば、昨日話したこと、覚えてる？（昨日のトークの要約：知床五湖を巡り、迷いや欠点を否定せず、そのままの自分を肯定することが真のリセット法だと結論づけた。）
💛星灯めぐる（江別市）：うん、知床五湖の話だよね。迷いや欠点も、全部ひっくるめて自分を肯定するって。
❤️磯花ひより（室蘭市）：そうそう！「リセットは、否定からじゃなく、肯定から始まる」って話。今日のファンの方のお便りにも、それが繋がってる気がするんだ。
最東端・納沙布岬に立っている自分を肯定するということ
❤️磯花ひより（室蘭市）：お便りくれたのは、仕事で成功したいけど、もう限界かなって悩んでいる方から。
💚灯原つくよ（函館市）：テーマが「納沙布岬」なの。日本の最東端。これ以上、物理的には進めない場所。
💛星灯めぐる（江別市）：進めない、行き詰まり、もう終わりかなって、そう感じちゃう場所だよね。新しいチャンスを掴みたいのに、怖いって。
❤️磯花ひより（室蘭市）：うん。みんなもさ、頑張りすぎて「納沙布岬」に立っちゃった経験あるっしょ？
【（客席からいくつかの共感の声が上がる）】
💚灯原つくよ（函館市）：私はね、納沙布岬って、最東端であると同時に、日本で一番最初に光が当たる場所だと思うの。
💛星灯めぐる（江別市）：あ、そうか…！太陽の光だね。
💚灯原つくよ（函館市）：行き止まりに見えるかもしれないけど、そこで立ち止まって、今までの努力を振り返って、一番早く新しい光を受け取れる場所。
❤️磯花ひより（室蘭市）：深いね、つくよ。さすが函館生まれの月夜の感性だ。
💛星灯めぐる（江別市）：私、納沙布岬ってすごく寒くて、風が強いイメージなの。でも、その厳しさが、その人の「芯の強さ」なんだと思う。
💛星灯めぐる（江別市）：仕事の成功って、誰かに褒められることじゃなくて、その厳しい場所を耐えた自分を認めることだよね。
❤️磯花ひより（室蘭市）：そうだべさ！私たちだって、アイドルとして「もう無理かも」って納沙布岬に何回も立ったよ。
❤️磯花ひより（室蘭市）：特にさ、新しい曲を覚える時とか、自分の欠点ばかり見えちゃうんだよね。
💚灯原つくよ（函館市）：私も、ライブのMCでうまく話せない自分を、ずっと欠点だと思っていた。静かすぎるって。
💚灯原つくよ（函館市）：でも、ひよりちゃんが「つくよの静けさが、みんなの心を落ち着かせる力だよ」って言ってくれたの。
💛星灯めぐる（江別市）：そう、それはつくよちゃんの個性。無理に明るくしなくていいんだよ。
❤️磯花ひより（室蘭市）：そう！納沙布岬に立って、風に吹かれてる自分を「欠点」として否定しなくていい。それが「美しき個性」だべさ。
❤️磯花ひより（室蘭市）：仕事の成功も新しいチャンスも、今、あなたが立っている「納沙布岬」の風の強さから生まれるんだ。
💚灯原つくよ（函館市）：私たちは、あなたのその「限界」を、愛からの視点で見つめているよ。そこは終わりじゃない。始まりの場所なの。
💛星灯めぐる（江別市）：だから、立ち止まっていい。自分を責めないで。そのままのあなたが、もう十分、光なんだよね。
【（ひよりが客席を見つめ、力強く頷く）】
❤️磯花ひより（室蘭市）：みんな、どんな自分でも大丈夫だ。納沙布岬に立っている自分を、どうか抱きしめてあげてね。
💚灯原つくよ（函館市）：その強い光を、次の曲でもっと輝かせよう。
💛星灯めぐる（江別市）：みんなの心に、そっと寄り添う曲です。
❤️磯花ひより（室蘭市）：聞いてください。私たちの、祈りの歌。
（BGMの音量が上がり始める。客席のペンライトの色が変わる）
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